高い人気を誇る金貨や銀貨が多数みられる、古代エジプトのアンティークコイン。エジプトならではのデザインなどもあり、コレクターの間でも注目されるコインのひとつです。そんなエジプトの歴史と、発行されたコインの種類を見ていきましょう。
エジプトの正式国名は、エジプト・アラブ共和国です。中東からアフリカの北東部にかけた位置にあり、ナイル川を中心に多くの都市が存在します。ちなみにエジプトの国土の約90%は砂漠であり、ピラミッドやカイロ歴史地区など、歴史的に名高い世界遺産が存在します。
エジプトの国家が形成されたのは紀元前約3,000年ごろとされており、ファラオと呼ばれる王が国を統治していました。ピラミッドやスフィンクスといった巨大建造物、さまざまな宗教や学問、芸術などが生まれる高度な文明が発達しました。
なかでも、紀元前305~紀元前30年にかけてエジプトを統治したプトレマイオス朝時代は、ヘレニズム文化が栄えた時代とされており、芸術性の高いコインが多く見られます。世界中のアンティークコインコレクターからも、注目される時代のひとつです。
エジプトは19世紀にイギリスの植民地となりましたが、1922年に独立しました。
その後、ムハンマド・アリー朝の第9代君主であるファード1世、第2代エジプト王のファルーク1世、ファード2世が国王となりましたが、第二次世界大戦後のクーデターによって共和制国家へと移行しています。
オクタドラクマ金貨は、プトレマイオス朝に鋳造された金貨のひとつです。オクタドラクマとは、ギリシャ語で8ドラクマを意味します。つまり、オクタドラクマ金貨はドラクマ硬貨8枚分の価値を持つということです。
ペンタとはギリシャ語で5を意味しており、5ドラクマとなります。なかでもプトレマイオス2世がデザインされたペンタドラクマ金貨は、コレクターからの人気も高くなっています。
4ドラクマの価値を持つテトラドラクマ金貨は、古代ギリシャやヘレニズム文化の時代に流通していた貨幣です。なかでもアルシノエ2世がデザインされたテトラドラクマ金貨は、市場価値が高いとされています。
一般的に私たちがイメージするクレオパトラ像は、このクレオパトラ7世であり、彼女がデザインされた100ポンド金貨はコレクターからの人気も高いです。1984年にしか発行されていないため、希少価値も高くなっています。
ファード1世が刻印された500ピアストル金貨で、右向き肖像と左向き肖像がありますが、右向きのものが正式です。英国王立造幣局から発行されている金貨で、イギリスのコインコレクターからの人気も高くなっています。
エジプト王国2代目の国王である、ファルーク1世のご成婚記念として発行された金貨です。ロイヤルウェディング記念にふさわしい、重厚感のあるデザインです。
エジプト革命によって共和制国家となった3年後に、記念硬貨として発行された5ポンド金貨です。弓を引くラムセス2世がチャリオット(古代戦車)に乗ったデザインで、古代エジプトを髣髴とさせます。
オスマン帝国領の時代に発行された金貨で、オスマン帝国の君主を意味するスルタンの署名がデザインされています。アブドゥル・アジズの金貨は発行数も少なく、希少価値も高くなっています。
古代エジプトと縁の深い羊がデザインされている、1987年に発行された100ポンド金貨です。発行枚数7,500枚の希少品となっています。
人間の顔とライオンの身体を持った、古代エジプト文明を代表する建造物スフィンクスが描かれています。同デザインの5クルシュ銀貨と20クルシュ銀貨もあり、発行枚数が特に少ないのは20クルシュ銀貨です。
古代エジプトのコインはバリエーション豊かで、さまざまなデザインが見られるのが特徴です。投資対象としての価値はもちろん、収集する楽しさも味わえるアンティークコインとなっています。
コレクターからの注目度もあり、希少性の高いコインは将来的な価値の上昇も十分期待できるでしょう。
ただし、古代エジプトのコインは人気が高いゆえに、偽物が出回りやすくなっています。トラブルを避けるためにも、専門店での購入をおすすめします。
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