「コイン投資に興味はあるけれど、アンティークコインは高価でハードルが高い」と感じている方は、モダンコイン投資を検討してみてはいかがでしょうか。比較的新しい年代のコインを対象としたモダンコイン投資は、オンラインでも手軽に情報収集ができるため、初心者でも参入しやすい投資法のひとつです。
本記事では、モダンコイン投資の基本的な仕組みから具体的な銘柄の選び方、購入の手順、そして運用上の注意点までを順を追って解説します。
モダンコイン投資とは、1965年以降に発行された比較的新しいコインを対象に、収集の楽しさを味わいながら価値の上昇を狙う投資法です。
モダンコインの価格を判断する際には、PCGSやNGCといった第三者鑑定機関が付与する「グレード(状態評価)」が重要な目安。グレードは70点満点で評価される仕組みで、そのグレードの高さが市場価格に直結します。
初心者にモダンコイン投資が向いている理由は、情報が入手しやすく、かつ低リスクで参入できるからです。
アンティークコインは希少性が高い反面、真贋の判断には高度な専門知識が必要で、価格も高額になりがちですが、対してモダンコインはオークションの落札実績や価格チャートをオンラインで手軽に確認できるため、市場の透明性が高い傾向にあります。
また、発行からの年数が浅く流通状態が良好な個体が多いため、偽物を掴むリスクを低く抑えられる点もモダンコイン投資のメリットです。
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| 項目 | モダンコイン | アンティークコイン |
|---|---|---|
| 発行年 | 1965年以降 | 古銭(〜1964年) |
| 価格帯 | 1万〜50万円 | 10万〜数千万円 |
| 初心者向き | ◎(情報豊富) | △(専門知識必要) |
モダンコインの価格は、いくつもの要素が重なって決まっていきます。購入前にこれらの要素を把握しておくことで、価格の妥当性を自分でイメージできるようになるでしょう。価格を決める主な4つの要素を確認してみてください。
初心者が手がけやすい銘柄として、よく挙げられるコインがアメリカンシルバーイーグル(1986年〜)。同シリーズは毎年デザインが変わるためコレクション性が高く、最高評価のMS70グレードであっても3〜5万円程度から入手可能です。
また、中国パンダ金貨(1982年〜)は重量の異なるラインナップが揃っているため、自身の予算に合わせて選べるのが魅力。カナダメープルリーフは純金・純銀としての素材価値が明確なため、初心者はまず1オンスからの購入を検討するのがよいでしょう。
動物や国別など、特定のテーマで選ぶことで保有する楽しみも広がります。まずは1〜3枚程度の少額から投資を始めてみてはいかがでしょうか。
購入先は信頼性の高い日本貨幣商協同組合の加盟店から選定するのが無難。初回の予算は、初心者であれば5万円以内を目安にするのが現実的です。
実際に購入する際は、必ず鑑定証明書が付いた個体を選びましょう。店頭やオークションで入手した後は、価値を維持するために専用ケースに入れて大切に保管してください。
業者を選ぶにあたっては、万が一の際に備えて返品期間が7日以上設けられているかを必ず確認してください。あわせて、PCGSやNGCといった第三者鑑定機関による評価が明記されているか、さらには、将来的な売却や買取の保証体制が整っているかまでチェックしておくようにしましょう。
ブーム時の勢いで即買いしてしまうと高値づかみにつながる恐れがあるため、購入前に価格チャートを3ヶ月程度さかのぼって確認することがが大切です。保管面では、湿気や指紋がグレード低下を招く原因となるため、アルベマールケースなどの専用ケースで管理しましょう。
また、モダンコイン投資は中長期(3〜5年)での保有を前提とした運用スタイルなので、短期売買で利益を狙うスタンスは、かえって損失リスクを高めてしまう点にも注意してください。
流行のテーマに飛びつく前に、まずは売却時の出口戦略として、将来の買取業者の情報も事前に確認しておくことが重要です。
モダンコイン投資は、情報が取得しやすく偽物リスクも低いため、投資初心者にとって取り組みやすい現物資産のひとつです。実際に投資を始める際には、まず価格を左右する要素や信頼できる業者の見極め方をしっかりと押さえたうえで、鑑定証明書付きのものを1〜3枚程度手に入れることから始めてみてください。
短期的な値動きに一喜一憂せず、3〜5年の中長期を見据えてじっくりと保有することが、この投資を楽しみながら継続するコツです。コレクション性と資産性の両面を兼ね備えたモダンコインを通じて、無理のない資産形成の第一歩を踏み出してみましょう。
こちらでは、本格的な投資家の方から資産形成を目指す方、そして投資初心者まで、それぞれの目的に応じたアンティークコイン投資サービスを提供するショップとその特徴をご紹介します。