
オーストリア帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の肖像が描かれた金貨。歴史的な背景と芸術的な美しさを兼ね備えているコインです。 中世から近世にかけてヨーロッパで広く流通したとされています。13世紀に発行されたダカット金貨は、イタリアのヴェネツィアではじめて鋳造された金貨の一種であり、国際貿易を円滑にするために発行されました。
| 項目 | 基本データ |
|---|---|
| 発行国 | オーストリア |
| 発行年 | 1915年 |
| 重量 | 13.96g |
| 大きさ | 約40㎜ |
| 表面デザイン | オーストリア帝国の皇帝フランツヨーゼフ1世の肖像 |
| 裏面デザイン | オーストリア帝国の紋章である「双頭の鷲」の絵 |
| 品位 | Au 986|K23 |
| 額面 | 4ダカット |
オーストリア・ハンガリー二重帝国時代に発行されたコイン。オーストリアの中でも、とりわけ人気が高いフランツ・ヨーゼフ1世がモデルの金貨(リストライク)となっています。表面には、オーストリア皇帝兼ハンガリー国王フランツ・ヨーゼフの胸像が右向きに描かれており、裏面はオーストリア・ハンガリー帝国の冠をかぶった双頭の鷲が描かれています。
このコインは、コレクターから注目度が非常に高く、根強い人気があるのが特徴です。コイン投資のポイントを押さえた、コレクション用・地金型金貨としても扱われている金貨です。参考価格の記載は見当たりませんでした。
フランツ・ヨーゼフ1世 4ダカット金貨は、1854年から発行されていました。コインに描かれているフランツヨーゼフの肖像は、ずっと同じものではなく、実際は4つの時代にわかれており、各時代を代表するフランツヨーゼフの横顔が描かれているのが特徴です。
1番初めに発行されたオーストリア フランツヨーゼフ1世 4ダカット金貨です。まだ、ひげのない若き日のフランツヨーゼフの初々しさが伝わってくるものとなっています。初期のものは市場へ流通しておらず、オークションでも見かけません。
この頃から、ひげを生やした肖像が描かれています。表情を見てみると、壮年時代の活気に満ちあふれているのが印象的です。
やや落ち着いた印象のフランツヨーゼフ。
老年期のフランツヨーゼフは、オークションに多く出回っているタイプの金貨です。こちらはリストライクのため、発行枚数が多いことから、比較的手に入れやすいコインです。
このコインは、主にオーストリアの彫刻家である Josef Daniel Böhm(ヨーゼフ・ダニエル・ベーム) がデザインを担当したとされています。
歴史的な背景をはじめ、芸術的な美しさを備えている金貨。肖像画の表情や細やかな装飾、紋章の意匠など、各要素に意味があり、それらが組み合わされることにより、独特の世界観を表現しています。
ダカット金貨は時代が変化するとともに、デザインも変わってきたとされています。初期のダカット金貨は、シンプルかつ古典的なデザインでしたが、時代とともに彫刻技術も進化し、さらに複雑で緻密なデザインへと発展をとげています。また、発行元によりデザインに個性があり、金貨コレクターにとっては、その違いについて見比べるのも1つの楽しみです。
ダカット金貨は、表面にハプスブルク家の君主たちの肖像が描かれています。1872~1915年に発行されたものが非常に有名であり、威厳のある表情は、多くのコインに共通しています。
またダカット金貨は、発行年により発行枚数やデザイン、発行国が異なるとされ、その希少性にもばらつきが見られます。とりわけ、古い年号の金貨や発行枚数が少ないとされるダカット金貨は、希少価値が高く金貨コレクターの間で注目されているのが特徴です。
リストライク版として広く流通しているコインであり、その高い純度と資産としての美しさから、インフレヘッジや資産保全の定番として人気を集めています。しかし、希少性の高い金貨は、アンティークコイン投資のリスク(偽物・詐欺など)もあるため、信頼できるパートナー選びが不可欠です。
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