
引用元:古美術永澤 ( https://www.eizawa.com/case/case_coin/case-19229/)
清の咸豊帝の時代に鋳造された咸豊通宝は、バリエーションが複雑なコインとして知られています。財政難の中で額面によって硬貨の名称も異なり、鋳造局によって規格や素材も異なるため、サイズや重量には様々なものがあります。
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発行国 |
清 |
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発行年 |
1851年~1861年 |
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重量 |
小平銭:2.4~4.2g |
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大きさ(直径・厚みなど) |
小平銭:22mm~28mm(直径) |
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表面デザイン |
咸豊通宝 |
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裏面デザイン |
鋳造局、額面 |
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品位 |
銅、鉄や鉛、真鍮で代用されることもあった |
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額面 |
1文、5文、10文、50文、100文、500文、1,000文 |
一般的な咸豊通宝は小平銭のことを意味しており、安価で取引される傾向にあります。額面が大きくなるにつれてサイズや重量も大きくなり、咸豊重宝、咸豊元宝などと刻まれるのが基本でしたが、当時の混乱した状況や鋳造局によっては、小平銭だけでなく五、十、五十、百などの額面の貨幣にも、咸豊通宝と刻まれることがありました。大型のものは4~5センチを超え、希少で高い価値を有します。また、地方鋳造局で発行されたものは現存数が少ないため、需要が高く高値で取引されることもあります。
咸豊通宝はもっとも一般的な小平銭から当五銭、当十銭、当千銭まで幅広い種類があります。大型なものは鋳造数そのものが少ないため希少です。
咸豊通宝は29もの鋳造局で鋳造したとされており、中央政府の管轄下にあった中央鋳造局で作られたものは比較的多く流通しており鋳造技術も安定しています。地方で鋳造されたものは発行期間が短い、資材不足で生産が制限されていたなどの背景から現存数が少なく、希少性が高い傾向にあります。
咸豊通宝は財政難から銅銭の鋳造が難しく、鉄や鉛などで代用されることもあり直径や重さなどの規格が不ぞろいです。規定よりも軽い貨幣も多く、後期に発行されたものは質が粗く文字もつぶれているものがあるなど初期の発行貨幣よりも評価が低くなります。
財政難であることから実際の金属の重さ、価値と比べて額面の大きい大銭を運用しようとし、当千においては1文銭の数十倍程度の価値しかないなど名目貨幣となっていました。しかし、価値の見合わない貨幣が流通したことで貨幣価値が暴落し、インフレを引き起こす要因となっています。一方で、巨大な高額面の咸豊通宝は希少でありプレミア価格がつくこともあります。
咸豊通宝は質の悪い小平銭も多く、一般的なものであれば安価で取引されていますが、中には流通量の少ない鋳造局で製造されたものや高額面貨幣など価値が高いものもあります。精巧な偽物が流通することもあるため、信頼できる専門家にサポートを求めるのがおすすめです。詐欺被害に遭わないためにも、当サイトが紹介するおすすめショップをぜひチェックしてみてください。
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